結論からいうと、洗濯乾燥機の電気代は1回あたり約18〜76円。差を生む大きなポイントは「乾燥のやり方」で、ヒートポンプ式のドラム式なら電気代を抑えやすく、ヒーター式や縦型の乾燥は高くなりがちです。
この記事では、タイプ別の電気代から毎日使った場合の負担、ほかの乾燥方法との違い、今日からできる節約方法まで解説します。
この記事でわかること
- 洗濯乾燥機の電気代は1回あたり約18〜76円が目安
- ドラム式と縦型の違いは乾燥方式によって大きく変わる
- 電気代の節約では乾燥工程の負担を減らすことがポイント
- 電気代を重視するならヒートポンプ式が有力な選択肢
洗濯乾燥機の電気代は1回いくら?
洗濯乾燥機の電気代は、「洗濯だけ」か「乾燥まで使う」かで大きく変わります。まずはタイプごとの目安を確認しましょう。
縦型洗濯乾燥機の電気代は高めになりやすい
縦型で洗濯から乾燥まで回すと、1回あたり約59円〜61円ほど。ヒーターで温風を作るタイプが多いため、洗濯だけの場合と比べて乾燥時の消費電力量が大きくなります。
縦型乾燥のここを押さえて
- 本体価格を抑えやすい——エントリー機が多い
- 乾燥の電気代は高め——乾燥をよく使う家庭ほど差が出やすい
- 洗濯だけなら優秀——約2円前後でドラム式とほぼ同じ
ドラム式ヒーター乾燥は乾燥時の電気代が高くなりやすい
同じドラム式でも、ヒーターで乾かすタイプは1回あたり約55円〜76円ほど。パナソニックの例ではヒーター式で約62円という公表値もあります。ドラム式だから電気代が安いとは限らず、乾燥方式まで確認しましょう。
ドラム式ヒートポンプ乾燥は電気代を抑えやすい
いちばん省エネなのがヒートポンプ式のドラム式。空気の熱を上手に使って乾かすので、1回あたり約20円〜40円ほどに収まります。パナソニックのLX129Eなら約25円、省エネコースなら約20円という公表値もあります。
ヒートポンプ式が選ばれる理由
- 乾燥の電気代が安い——ヒーター式のおよそ半分以下も狙える
- 衣類にやさしい——低めの温度で乾かし、衣類への熱の負担を抑えやすい
- 毎日使う家庭ほど差が出やすい——乾燥回数が多いほど電気代の差が積み重なる
洗濯のみと洗濯乾燥では電気代の差が大きい
ここが実は一番大事なところ。洗濯だけなら縦型もドラム式も約2円前後とほとんど差がありません。差が生まれるのは乾燥のとき。つまり電気代を左右しているのは、洗う工程ではなく乾かす工程です。
| タイプ | 乾燥方式 | 洗濯〜乾燥1回の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドラム式省エネ | ヒートポンプ式 | 約20〜40円 | 電気代が最も安い傾向 |
| ドラム式 | ヒーター式 | 約55〜76円 | 乾燥時の電気代は高め |
| 縦型 | ヒーター乾燥 | 約59〜61円 | 乾燥時の消費電力量が大きめ |
毎日使うなら1か月・1年の電気代もチェック
1回の差が小さく見えても、毎日使えば積み重なります。1回約18〜76円として1日1回使う場合、単純計算では1か月で約540〜2280円、1年で約6570〜27740円が目安です。
実際の電気代は機種やコース、洗濯物の量、電気料金単価で変わります。タイプ別の実機はベイシア電器の洗濯機カテゴリからチェックできます。
▶ 洗濯機を見るほかの乾燥方法の電気代を比較
洗濯物を乾かす方法は洗濯乾燥機だけではありません。浴室乾燥機や衣類乾燥除湿機など、それぞれ得意な使い方があり、電気代だけでなく乾燥時間や使い勝手も合わせて比べましょう。
浴室乾燥機は運転時間によって電気代が大きくなりやすい
浴室乾燥機は天候を気にせず洗濯物を乾かせるのが便利なところです。一方で乾燥に長い時間がかかると、その分だけ電気代も増えます。洗濯物の量や種類によって必要な運転時間が変わるため、消費電力と運転時間の両方を確認しましょう。
衣類乾燥除湿機の電気代は方式によって差が出る
部屋干しで活躍する衣類乾燥除湿機にも、「コンプレッサー式」と「デシカント式」などがあります。消費電力や得意な季節が異なるため、使う環境に合った方式を選ぶことがポイントです。
除湿機のタイプ別の特徴
- コンプレッサー式——消費電力を抑えやすく、気温が高い季節に使いやすい
- デシカント式——低温時も使いやすい一方、消費電力は大きめ
- ハイブリッド式——季節に応じて方式を使い分けられる製品がある
衣類乾燥機は乾燥を重視したい家庭の選択肢
洗濯機とは別に設置する衣類乾燥機もあります。洗濯と乾燥を別々に進められるため、洗濯物が多い家庭では使いやすい場合があります。電気式やガス式など方式が異なるので、設置環境や使う頻度も含めて比較しましょう。
コインランドリーは利用頻度も含めて比較する
コインランドリーは大量の洗濯物や毛布などをまとめて乾かしたいときに便利です。ただし使う回数が増えれば利用費用も積み重なります。日常的に乾燥を使う場合は、自宅の洗濯乾燥機との使い分けも考えてみましょう。
自然乾燥との併用は電気代を抑えやすい
電気代をできるだけ抑えたいなら、天日干しや部屋干しとの使い分けも効果的です。晴れた日は自然乾燥、雨の日や急いでいる日は洗濯乾燥機と使い分ければ、乾燥機能を使う回数そのものを減らせます。
買い替えで古い機種を手放すときは、ベイシア電器のリサイクル料金ページを事前に確認しておくとスムーズです。
▶ リサイクル料金を見る電気代を抑える使い方
洗濯乾燥機は、機種を買い替えなくても普段の使い方を少し見直すことで電気代を抑えられます。特に意識したいのが、電気を多く使う乾燥工程です。
洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯物をぎゅうぎゅうに詰めると空気が通りにくくなり、乾燥に時間がかかりやすくなります。乾燥するときは洗濯時とは最大容量が違うことにも注意しましょう。
詰め込みすぎ防止のコツ
- 乾燥は容量の8割まで——ふんわり回るスペースを残す
- 大物は分けて——毛布などはまとめて回さない
- 目安をオーバーしない——洗濯と乾燥で最大容量が違う点に注意
脱水をしっかりすると乾燥時間を短くしやすい
洗濯物に残った水分が少ないほど、乾燥工程の負担も軽くなります。衣類に合った範囲で脱水をしっかり行うことも電気代を抑える方法のひとつです。
乾燥フィルターを掃除して効率を保つ
乾燥フィルターにホコリがたまると風の通りが悪くなり、乾燥に時間がかかりやすくなります。取扱説明書に沿って必要なタイミングでお手入れしましょう。
エコモードや省エネ運転を活用する
機種によっては、省エネを重視した乾燥コースを選べます。標準コースより時間が長くなる場合がありますが、急いでいないときには便利です。コースや効果は機種ごとに異なるため、取扱説明書も確認しましょう。
電気代が安い時間帯は料金プランを確認して活用する
時間帯によって電気料金が変わるプランを契約している場合は、料金が安い時間帯にタイマー運転する方法もあります。ただし、すべての料金プランで夜間が安いとは限りません。まずは自宅の契約内容を確認しましょう。
約7年以上使っているなら買い替えも選択肢
洗濯乾燥機を約7年以上使っている場合は、点検や買い替えを考え始めるひとつの目安です。ただし「7年たったら必ず買い替え」という意味ではありません。乾きが悪くなった、異音がする、エラーが増えたなどの変化がないか確認し、新しい機種との消費電力量の差も比べながら判断しましょう。
修理か買い替えか迷ったら、ベイシア電器の修理サポートで状態を相談してみるのも方法のひとつです。
▶ 修理サポートを見る電気代を抑えやすい選び方
これから洗濯乾燥機を買うなら、本体の大きさや機能だけでなく、乾燥時にどれくらい電気を使うかも確認しておきたいところです。特に乾燥をよく使う家庭は、乾燥方式と消費電力量を比べてみましょう。
電気代で失敗しにくい選び方4か条
- 乾燥方式を確認——ヒートポンプ式かヒーター式かを見る
- 容量は使う量に合わせる——洗濯容量と乾燥容量をそれぞれ確認
- 洗濯〜乾燥時の消費電力量を確認——同じ条件で比較する
- 料金プランとの相性——時間帯別料金を利用できるか確認する
電気代重視ならヒートポンプ式が有力
乾燥をよく使い、電気代を重視したいならヒートポンプ式は有力な選択肢です。ヒーター式より乾燥時の消費電力量を抑えやすいため、使用回数が多い家庭ほど電気代の差を感じやすくなります。
洗濯乾燥機の価格帯は、縦型のシンプルなモデルが価格帯:エントリークラス、ドラム式ヒーター乾燥モデルは価格帯:ミドルクラス、ヒートポンプ式は価格帯:ミドルクラスから価格帯:ハイエンドクラスが中心です。
使う量に合った容量を選ぶ
容量を選ぶときは家族の人数だけでなく、1日に出る洗濯物の量やまとめ洗いの頻度も考えましょう。一般的には1人あたり1.5kgが目安とされるため、3〜4人家族なら洗濯9kg前後が選択肢になります。
また、洗濯容量と乾燥容量は同じとは限りません。乾燥まで一度に使いたい場合は、洗濯容量だけでなく乾燥容量も必ず確認しましょう。
洗濯〜乾燥時の消費電力量を比べる
電気代を比べるときに見たいのが「洗濯〜乾燥時の消費電力量」です。Whで表示された数字が小さいほど、同じ電気料金単価なら1回あたりの電気代も小さくなります。
| チェック項目 | 見るポイント | 電気代への影響 |
|---|---|---|
| 乾燥方式 | ヒートポンプ式 or ヒーター式 | 大きい |
| 消費電力量 | 洗濯〜乾燥1回あたりのWh | 大きい |
| 乾燥容量 | 普段の洗濯物を無理なく乾かせるか | 中 |
| 省エネコース | 搭載の有無や運転条件 | 中 |
時間帯別料金を使うならタイマー機能も確認する
時間帯によって電気料金が変わるプランを契約している家庭では、タイマー機能も便利です。夜間運転では振動や運転音が気になる場合もあるため、設置場所や生活スタイルも合わせて考えましょう。
お手入れのしやすさも確認する
乾燥をよく使うなら、フィルターなどのお手入れが続けやすいかも大切です。ホコリがたまった状態を避けやすく、乾燥性能を保つためのお手入れもラクになります。
長く使うことを考えて延長保証を検討する場合は、保証期間だけでなく対象となる故障や保証条件も確認しておきましょう。
▶ 延長保証を見るよくある質問
Q. 洗濯乾燥機の電気代は1回いくらくらいですか
A. 機種と乾燥方式によりますが、目安は約18円〜76円です。ヒートポンプ式のドラム式なら約20円〜40円、ヒーター式や縦型の乾燥だと約55円〜76円ほど。洗濯だけなら約2円前後で、タイプによる差はほとんどありません。
Q. ドラム式と縦型はどちらが電気代が安いですか
A. 洗濯だけなら大きな差はありませんが、乾燥まで使う場合はヒートポンプ式のドラム式が電気代を抑えやすい傾向です。ただし、ドラム式でもヒーター式は消費電力量が大きくなるため、「ドラム式か縦型か」だけでなく乾燥方式を確認するのがポイントです。
Q. 一番効果のある節約方法はどれですか
A. 乾燥工程を減らすことです。電気代の大部分は乾燥にかかるため、晴れた日は自然乾燥にして乾燥機は仕上げだけに使う、しっかり脱水してから乾かす、といった工夫が役立ちます。
まとめ:洗濯乾燥機の電気代を抑えるポイント
- 1回の電気代は約18〜76円→ 乾燥方式によって大きく変わる
- ヒートポンプ式は省エネ→ 約20〜40円が目安で、乾燥をよく使う家庭に向いている
- 節約のポイントは乾燥工程→ 自然乾燥との併用やフィルター掃除も効果的
- 約7年以上なら状態を確認→ 年数だけで決めず、修理や買い替えを含めて検討する
洗濯乾燥機の電気代は、洗濯よりも乾燥方式で大きな差が出ます。毎日乾燥を使うならヒートポンプ式が有力ですが、今の機種でも洗濯物の量やフィルターのお手入れ、自然乾燥との使い分けで電気代を抑えられます。約7年以上使っている場合は本体の状態もチェックし、買い替えるなら乾燥方式・乾燥容量・消費電力量を比べてみましょう。
▶ ベイシア電器で洗濯機を見る




