セカンド冷凍庫の電気代は高い?1ヶ月の目安と省エネモデルを選ぶポイント

セカンド冷凍庫の電気代は高い?1ヶ月の目安と省エネモデルを選ぶポイント

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この記事の監修者

斉藤豊

ベイシア電器家電ライター

大型店舗の店長を歴任し、現場の最前線でお客様一人ひとりに寄り添った家電提案を10年以上にわたり実施。その後、生活家電バイヤーとして、製品の性能やトレンド、メーカーのこだわりを深く研究し、真に価値のある製品の買い付けを担当。 家電のプロとして培った確かな知識とバイヤー目線の鋭い分析で、暮らしを豊かにする最適な家電選びをサポートします。

監修者名

この記事の監修者

たろっさ

IT家電ライター

学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰。 現在はプロの家電販売員及び家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っており「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。

セカンド冷凍庫の電気代は高い?1ヶ月の目安と省エネモデルを選ぶポイント

「セカンド冷凍庫を置くと電気代はどれくらい増えるの?」「便利そうだけど、毎月の負担が心配…」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。冷凍食品のまとめ買いや作り置き保存、ふるさと納税の返礼品保管などで人気が高まる一方、電気代が気になって購入を迷う方も少なくありません。

実際の電気代は、冷凍庫の容量や省エネ性能、設置場所、日頃の使い方によって変わります。ただ、最近のモデルは省エネ性能が向上しており、選び方や使い方を工夫することで、無理なく使いやすいケースも増えています。特に、設置環境や開閉頻度を少し見直すだけでも、余計な消費電力を抑えやすくなるでしょう。

この記事では、セカンド冷凍庫の電気代の考え方や、省エネにつながる使い方のポイント、購入前に確認したい選び方までわかりやすく解説します。「できるだけ電気代を抑えながら便利に使いたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

セカンド冷凍庫の電気代はどれくらい?気になる月額の目安

まず知っておきたいのは、セカンド冷凍庫の電気代は「大きさ」と「省エネの上手さ」でかなり変わるということです。小型なら安め、大きめなら高めになりやすいですが、新しい省エネ機種なら大きくても抑えやすい傾向があります。

また、カタログや商品ページでは「年間の電気代」や「年間の消費電力量」で書かれていることが多いです。月額を知りたいときは、年間の数字を12で割れば、おおよその目安がつかめますよ。

容量別の月間電気代の目安

セカンド冷凍庫は、だいたい60L前後の小型から、150L以上のしっかり入るタイプまであります。容量が大きいほどたくさん保存できて便利ですが、そのぶん電気代も上がりやすいです。

以下の表をご覧ください。

容量の目安 使う人の目安 年間電気代の目安 月間電気代の目安
60L〜80L 一人暮らし・買い足し用 3,600円〜6,000円 300円〜500円
100L前後 二人暮らし・まとめ買い用 4,800円〜8,400円 400円〜700円
120L〜150L 家族向け 6,000円〜10,800円 500円〜900円
150L以上 大家族・作り置き多め 8,400円〜14,400円 700円〜1,200円

この金額は、電気料金の単価を1kWhあたり31円として計算した目安です。実際の料金は、ご家庭の契約プランや季節によっても少し変わります。

100Lの冷凍庫なら、月400円〜700円くらいと考えるとイメージしやすいでしょう。冷凍食品のまとめ買いが増えるご家庭では、食材ロスが減るぶん、電気代以上のメリットを感じることも多いです。

前開き・上開きタイプで消費電力に差はある?

セカンド冷凍庫には、前から開ける「前開き」と、上から開ける「上開き」があります。電気代だけで見ると、上開きのほうが冷たい空気が逃げにくく、少し有利なことが多いです。

冷たい空気は下にたまりやすい性質があるので、上から開けると空気が外へ出にくいわけです。一方、前開きは中身が見やすく、整理しやすいのが大きな強み。開けっぱなしの時間が短くなるなら、使い方しだいで電気代の差は小さくできます。

「電気代を少しでも抑えたい」なら上開き、「出し入れのしやすさを優先したい」なら前開きが向いています。毎日よく使うなら、使いやすさもかなり大事なポイントですよ!

なお、最近は前開きでも省エネ性能が高い機種が増えています。扉の形だけで決めず、年間電気代の表示を必ず見比べるのが選ぶときのコツです。

使用シナリオ別の年間電気代シミュレーション

実際にどれくらいかかるのか、生活の場面ごとに考えると分かりやすいです。たとえば、一人暮らしで冷凍食品を多めに使う人と、4人家族で作り置きをたくさん入れる家では、必要な大きさも使い方も違ってきます。

以下の表をご覧ください。

使い方の例 容量の目安 年間電気代の目安 ポイント
一人暮らしで冷凍食品中心 60L〜80L 3,600円〜6,000円 小型で十分。置き場所も作りやすい
二人暮らしでまとめ買い 100L前後 4,800円〜8,400円 肉や野菜の保存に使いやすい
4人家族で作り置き多め 120L〜150L 6,000円〜10,800円 週末のまとめ調理に便利
大家族でふるさと納税品も保存 150L以上 8,400円〜14,400円 容量重視。置き場所の事前確認が必要

電気代だけを見ると負担に感じるかもしれませんが、スーパーへ行く回数が減ったり、特売日にまとめ買いしやすくなったりするのは大きな利点です。外食やこまめな買い足しを減らせるなら、家計全体で見るとかえって助かることもあります。

「どれくらいの量を保存したいか」を先に考えると、ムダに大きい機種を選ばずに済みます。これが電気代を余計に上げない一番の近道でしょう。

家庭でできる電気代の簡単な計算式

電気代の計算はむずかしそうに見えますが、やり方はとてもシンプルです。商品ページやカタログに「年間消費電力量」が書いてあれば、そこからすぐに計算できます。

計算式は、年間の消費電力量(kWh) × 電気料金の単価(円/kWh)です。たとえば年間150kWhの冷凍庫なら、150 × 31円 = 4,650円。これが年間の電気代の目安になります。月額なら、さらに12で割って約388円です。

もし年間の消費電力量が見つからないときは、販売ページの「年間電気代目安」をそのまま参考にしても大丈夫です。細かく考えすぎず、年間で5,000円前後か、1万円前後かをざっくりつかむだけでも選びやすくなりますよ。

うっかりしやすいポイントとして、冷蔵庫と冷凍庫を見まちがえないようにすることも大切です。見た目が似ていても、電気代の目安は違う場合があります。

セカンド冷凍庫の電気代を抑える使い方のコツ

セカンド冷凍庫は、買ったあとの使い方次第で電気代が大きく変わります。必ずしも高い機種を選ばなくても、毎日の使い方を少し工夫するだけでムダな電力を減らせるでしょう。

ここでは、すぐに実践できる節約のコツを4つに分けて紹介します。どれも特別な道具はいりません。今日から始めやすい方法ばかりですよ。

食品を詰め込みすぎない・空けすぎないがポイント

冷凍庫の中は、入れすぎてもスカスカでも冷却効率が落ちやすくなります。ぎゅうぎゅうに詰め込むと冷たい空気が循環しにくくなり、冷え方にムラが出てしまいます。反対に、空きすぎていると扉を開けたときに外の暖かい空気が一気に入ってきやすくなります。

理想的な目安は7割〜8割くらいです。このくらい入っていると、凍った食品どうしが保冷剤の役割をして助け合い、庫内の温度が上がりにくくなります。食品を立てて並べたり、種類ごとに分けたりすると、探す時間も減って扉を開けている時間を短くできます。

買いすぎて入りきらない状態になると、電気代がかかるだけでなく、食品の管理自体も大変になってしまいます。容量選びの時点で、普段の買い物量に合う大きさを選ぶことが大切です。

一方で、季節によって中身が少なくなる時期があるなら、市販の保冷剤や氷を隙間に入れておく方法もあります。中の温度が変わりにくくなり、ムダな冷却の負担を減らしやすいですよ。

設置場所で電気代が変わることも

冷凍庫の置き場所は、実はかなり重要です。冷凍庫のまわりの温度が高いと、中を冷やすために余計なパワーを使うので、電気代が上がりやすくなります。特に直射日光が当たる窓際や、コンロなど熱源の近く風通しの悪いすき間への設置は避けたいところです。

また、壁にぴったりくっつけるのもおすすめできません。機種ごとの説明書にある「放熱スペース」を守り、後ろや横に少し空間を作ると熱が逃げやすくなります。目安としては、左右と後ろに数cm以上の余裕を見ておくと安心でしょう。

うっかり多いのが、屋外の物置や車庫に置くケースです。夏にとても暑くなる場所や、冬に極端に寒くなる場所では、機械がうまく働かないことがあります。購入する前に、置く場所の環境をしっかりイメージしておくことが大事です。

床がぐらつく不安定な場所も避けましょう。振動音が大きく感じられたり、ドアのパッキンに隙間ができて閉まりが悪くなったりして、結果的にムダな電力消費につながることがあります。

霜取りやフィルター掃除で効率アップ

冷却方式が「直冷式」のタイプや一部の古い機種では、庫内の壁に霜がつくことがあります。この霜が厚くなると、冷気が伝わりにくくなり、余計な電気を使いやすくなってしまいます。目安として、霜が5mm以上ついてきたら、早めにお手入れを考えましょう。

お手入れの前には、必ず説明書を確認してください。そのうえで、食品を冷蔵庫の冷凍室や保冷バッグに移し、電源を切って霜が自然にゆるんで溶けるのを待ちます。金属のヘラや包丁でガリガリ削るのは危険なので絶対にNGです。冷却パイプを傷つけて故障するおそれがあるため、ここは無理をしないでくださいね。

また、外側の排気口など空気の通り道にホコリがたまると、熱がこもって電気代が上がる原因になります。手の届く範囲のホコリを、やわらかい布や掃除機でやさしく吸い取るだけでも効率が変わりますよ。

もし本体から水漏れがしたり、変なにおい、いつもより明らかに強い異音が続くようなら、そこから先はプロに相談するのが一番安心です。ご自身で分解して掃除するのは危ないので、絶対にやらないようにしましょう。

開閉回数を減らすと冷気が逃げにくい

ドアを開けるたびに、せっかく冷やした空気は外へ逃げてしまいます。何度もこまめに開け閉めしたり、開けたまま中をごそごそ探し物をしたりすると、そのたびに冷やし直しが必要になり、結果として電気代が増えやすくなります。

おすすめの対策は、中身の置き場所のルールを決めておくこと。たとえば「上段はアイスや保冷剤」「真ん中は肉・魚」「下段は作り置きのおかず」というように大まかに分けておけば、探す時間がグッと短くなります。タッパーや保存袋にラベルシールを貼るのも、パッと見て分かりやすい方法です。

前開きタイプなら引き出しごとに、上開きタイプなら仕切りかごごとにカテゴリーを分けると、かなり使い勝手がよくなります。家族みんなが同じルールで使えるように共有しておくと、ムダな開閉が減るでしょう。

ほんの小さなことですが、こうした日々の積み重ねで年間の電気代に差が出ます。節約は、まず「扉を開けている時間を短くする」ことから始めるのが一番簡単でおすすめです。

省エネ重視で選ぶ!セカンド冷凍庫のチェックポイント

電気代をしっかり抑えたいなら、購入前のチェックがいちばん大切です。あとから節約に励むより、最初にムダの少ない省エネ機種を選ぶほうが気持ちもラクでしょう。

ここでは、店頭やネットで商品を見比べるときに注目したいポイントをまとめます。「安いからこれでいいや」と急いで決めてしまう前に、ぜひ一度確認してみてくださいね。

省エネ性能表示はここを見る

まず必ず見るべきなのは、年間消費電力量年間電気代の目安です。この数字が小さいほど、毎年の電気代の負担を抑えやすいと考えてよいでしょう。同じ100L前後の容量でも、機種の性能によって年間で2,000円以上の差が出ることがあります。

以下の表をご覧ください。

チェック項目 見る場所 見方のコツ
年間消費電力量 省エネラベル・仕様表 数字が小さいほど省エネ性能が高い
年間電気代目安 カタログ・商品ページ 年間の金額で比較すると差が分かりやすい
冷却方式 仕様欄 直冷式かファン式か。霜取りの手間も考慮
運転の工夫機能 商品の特徴欄 エコモードなどムダを減らす機能があるか

難しい専門用語が書いてあっても、まずは「年間の電気代」と「容量」の2つだけを軸に比べれば十分です。どちらか一方の数字だけで決めてしまうと失敗しやすいので、必ずセットで見比べるようにしましょう。

また、メーカーから新製品が出る入れ替えの時期には、ひとつ前の型落ちモデルが安く選びやすくなることもあります。限られた予算内でワンランク上の省エネ機種を選べるチャンスなので、そうした時期を狙って探すのも賢いおすすめの方法です。

一人暮らし・家族向けで適した容量は違う

容量選びは、本体価格だけでなく電気代にも直結します。小さすぎると肝心の食材が入りきらず不便ですし、大きすぎると置き場所をとるだけでなく、冷やすための電気代もムダになりやすいです。

一人暮らしの買い足しなら60L〜80L、二人暮らしなら80L〜100L、3〜4人家族なら100L〜150Lが一般的な目安になります。ふるさと納税の返礼品や、コストコや業務スーパーでの大量のまとめ買いを頻繁に行うご家庭なら、さらに少し大きめを検討するのもありです。

ただし、購入前に「今メインで使っている冷蔵庫の冷凍室がどれくらい足りないか」を具体的に確認してください。「アイス用に少しだけスペースを足したい」のか、「お肉やご飯の作り置きをたっぷり保存したい」のかで、本当に必要な容量は変わってきます。迷ったら、普段よくストックしておきたい物を紙に書き出してみると選びやすくなります。見た目のサイズ感だけで決めるより、ぐっと失敗しにくくなりますよ。

静音性や設置しやすさも重要

セカンド冷凍庫は、キッチンだけでなく、スペースの都合でリビングや廊下近く、寝室のそばに置くケースもあります。そのため、電気代だけでなく運転音の大きさ(静音性)も必ず見ておきたいポイントです。くつろぐ場所の近くに置くなら、静かさはかなり大事な要素になるでしょう。さらに、幅・奥行き・高さの寸法確認も忘れずに。うっかりしやすいのは、設置場所にはギリギリ入っても、玄関のドアや廊下の曲がり角を通れないというケースです。買う前に本体サイズ搬入経路の両方をしっかり測っておくと安心です。

また、ドアの開く向き(右開きか左開きか)や、引き出しが最後までスムーズに出せるかもチェックしたいところ。壁や他の家具にぶつかってしまうと使いにくく、結果的に出し入れに時間がかかり開けっぱなしが増えてしまうことがあります。毎日使う家電なので、「置けるサイズか」だけでなく「ストレスなく使いやすいか」まで考えるのが失敗しないコツです。

セカンド冷凍庫はこんな人におすすめ

セカンド冷凍庫が向いているのは、冷凍食品や作り置きを毎日のようによく使う人だけではありません。週末の買い物の回数を減らしたい人、共働きで休日にまとめて料理・下ごしらえをしたいご家庭、ふるさと納税やネット通販でかさばる冷凍品を受け取ることが多い人にもぴったりの家電です。

反対に、日頃あまり冷凍食品を使わず、今の冷蔵庫のスペースで十分足りているなら、急いで冷凍庫を増やす必要はないかもしれません。まずは「本当に冷凍室のスペースが足りていないか」を振り返って見直すのがおすすめです。

もし、購入から7年以上たった古い冷蔵庫を使っていて、最近冷凍室の効きも悪いと感じているなら、新しくセカンド冷凍庫を足すよりも、思い切って大容量の最新冷蔵庫に丸ごと買い替えるほうがライフスタイルに合う場合もあります。古い家電はそれだけで電気代が高くなりやすいからです。どちらが今の生活に合うか迷ったら、ぜひ店舗で生活スタイルをご相談ください。ベイシア電器なら、置き場所やご家族の人数、ご予算に合わせて最適な選び方を親身にお手伝いいたします。

まとめ

セカンド冷凍庫の電気代は、月300円〜1,200円前後が大まかな目安となります。小型モデルなら比較的安め、家族向けの大型モデルならやや高めになりますが、ご家庭に合った容量選びと使い方しだいで、ムダな出費はしっかり減らすことができます。

節約のポイントは、購入時に年間電気代の表示をチェックすること、購入後は置き場所の環境を見直すこと、そして扉を開けている時間をなるべく短くすることの3つです。さらに、直冷式であれば定期的な霜取りや、排気口のホコリ掃除を無理のない範囲で行えば、冷却効率のアップも期待できます。

「自分にはどのくらいの大きさがいいか分からない」「今の冷蔵庫ごと買い替えるべきか迷っている」「もし買うなら古い冷凍庫の処分もお願いしたい」そんなお悩みがありましたら、ベイシア電器へぜひご相談ください。店舗での丁寧な家電選びのサポートはもちろん、買い替えや安全な処分のご案内もお手伝いできます。お近くの店舗情報や便利なサービス案内は、ベイシア電器のご案内ページからご確認いただけます。毎日の食卓をもっと便利に、豊かにするお手伝いをさせてくださいね。