ドラム式洗濯機を選ぶときは、機能や容量を見る前に「自宅へ搬入できるか」「設置場所へ収まるか」を確認することが大切です。置けるサイズがわかったら、普段の洗濯量と乾燥させる量に合わせて容量を決め、乾燥方式や便利機能を比べましょう。
この記事では、設置場所の確認から容量、乾燥方式、お手入れのしやすさまで、ドラム式洗濯機の選び方を順番に解説します。難しい専門用語はかみくだいて紹介するので、初めて選ぶ方も自分の家庭に合う条件を整理できますよ。
この記事でわかること
- ドラム式洗濯機が自分の家庭に合うかを、乾燥の使用頻度とお手入れの手間から判断できる
- 設置場所と搬入経路で確認するポイントがわかり、購入前のつまずきを防げる
- 洗濯容量と乾燥容量の違いを理解し、普段の洗濯量から必要なサイズを選べる
- ヒートポンプ式とヒーター式の違いなど、乾燥方式の選び方がわかる
- 運転音・電気代・保証・回収方法まで、長く使うための確認点がわかる
ドラム式洗濯機が向いている家庭

ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥まで任せたい家庭に便利な家電です。ただし、乾燥をほとんど使わない場合や設置場所が限られている場合は、縦型洗濯機の方が使いやすいこともあります。
まずは、ドラム式洗濯機の特徴が自分の暮らしに合っているかを確認しましょう。あわせて、購入前に整理しておきたいポイントを7つにまとめました。
失敗しないための7つのポイント
- ① 設置場所の内寸を測る——防水パンは脚を置ける内側まで確認する
- ② 搬入経路を確認する——玄関・廊下・曲がり角を通れるかを見る
- ③ 洗濯容量は普段の洗濯量で決める——一度に洗う量が基準になる
- ④ 乾燥容量も別に確認する——乾燥まで任せたい量から逆算する
- ⑤ 乾燥方式は使い方で選ぶ——消費電力量・時間・サイズを比べる
- ⑥ お手入れの箇所と頻度を確認する——自動でも手作業は残る
- ⑦ 運転音と保証、回収方法も確認する——購入後までイメージする
乾燥をよく使う家庭にはドラム式が向いている
ドラム式洗濯機の大きな魅力は、洗濯から乾燥まで続けて運転できることです。洗濯物を干す時間を減らせるため、共働きの家庭や子育て中の家庭、花粉や天候を気にせず洗濯物を乾かしたい方に向いています。
ただし、衣類によっては乾燥機能を使えないことがあります。洗濯表示を確認し、自然乾燥と使い分けましょう。
ドラム式洗濯機が向いている家庭
- 乾燥をよく使う——洗濯物を干す手間を減らしたい
- 室内干しを減らしたい——天候や花粉を気にせず洗濯物を乾かしたい
- 使用水量を抑えたい——少ない水で洗う製品を選びたい
縦型洗濯機が向いているケースもある
縦型洗濯機は、たっぷりの水を使って洗う製品が多く、泥などの固形汚れに対応しやすい傾向があります。また、本体の奥行きを抑えた製品もあり、設置場所によっては縦型洗濯機の方が置きやすいこともあります。
乾燥をあまり使わない方や、洗濯物を自分で干す使い方が合っている方は、縦型洗濯機も含めて比較しましょう。
| 項目 | ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 |
|---|---|---|
| 洗い方の傾向 | 少ない水で洗う製品が多い | たっぷりの水で洗う製品が多い |
| 固形汚れ | コースと洗濯表示の確認が必要 | 泥などの固形汚れに対応しやすい |
| 乾燥 | 洗濯から乾燥まで続けて運転できる | 乾燥をあまり使わない使い方に向く |
| 設置スペース | 奥行きが大きい製品が多い | 奥行きを抑えた製品もある |
定期的なお手入れを続けられるか確認する
ドラム式洗濯機は、乾燥フィルターや排水フィルター、ドアパッキンなどのお手入れが必要です。自動掃除機能を備えた製品でも、すべての掃除が不要になるわけではありません。
製品によってお手入れする場所や方法が異なるため、購入前にどの部分をどのくらいの頻度で掃除するのか、取扱説明書や商品ページで確認しておきましょう。
お手入れで確認したい場所
- 乾燥フィルター——掃除や取り外しがしやすいか
- 排水フィルター——手が届きやすい位置にあるか
- ドアパッキン——ほこりや水分を拭き取りやすいか
- 自動投入タンク——取り外して洗えるか
- 洗濯槽——槽洗浄コースを使えるか
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を比べたい方は、ベイシア電器の生活家電カテゴリでラインナップを確認できます。
▶ 生活家電を見る購入前に確認したい設置場所と容量

ドラム式洗濯機を選ぶときは、最初に設置場所と搬入経路を確認します。本体が洗濯機置き場へ収まっても、玄関や廊下を通れなければ搬入できません。
設置できるサイズを確認してから、普段の洗濯量に合う容量を選びましょう。
防水パン・蛇口・排水口・コンセントを確認する
まずは洗濯機置き場の幅・奥行き・高さを測ります。防水パンがある場合は、外側の大きさではなく、洗濯機の脚を置ける内側の寸法も確認しましょう。
蛇口や棚が本体に当たらないか、給水ホースと排水ホースを無理なく接続できるか、電源プラグを差し込めるかも大切です。
設置場所で確認するポイント
- 防水パン——本体の脚が正しく収まるか
- 蛇口と棚——本体やふたに当たらないか
- 排水口——排水ホースを接続できるか
- コンセント——電源プラグを無理なく差せるか
- 周囲の空間——説明書で指定された間隔を確保できるか
玄関から設置場所までの搬入経路と扉前のスペースを測る
次に、玄関から洗濯機置き場までの通り道を測りましょう。玄関、廊下、階段、曲がり角、洗面所の入口など、途中で狭くなる場所を確認します。
搬入には、本体の大きさだけでなく、梱包や作業に必要な空間も関係します。階段や狭い曲がり角がある場合は、購入前に販売店へ相談すると安心です。
設置場所まで搬入できても、扉を開くスペースが足りないと使いにくくなります。ドラム式洗濯機は前面の扉を開いて洗濯物を出し入れするため、本体が置けても扉が壁や収納へ当たると不便です。
扉を開いた状態で人が通れるか、洗濯かごを置けるか、腰をかがめて洗濯物を出し入れできるかまで確認しましょう。
洗濯容量は普段の洗濯量で選ぶ
洗濯容量は家族人数だけで決めず、一度にどれくらい洗うかを基準に選びます。毎日こまめに洗う家庭と、数日分をまとめて洗う家庭では、同じ人数でも必要な容量が異なります。
タオルや仕事着が多い家庭、シーツや毛布も自宅で洗いたい家庭は、普段の洗濯物が無理なく入る容量を選びましょう。
容量を決めるときの確認項目
- 洗濯頻度——毎日洗うか、まとめて洗うか
- 衣類の量——タオルや仕事着が多いか
- 寝具——シーツや毛布を自宅で洗うか
- 家族構成——子どもの成長などで洗濯量が増えそうか
乾燥をよく使うなら乾燥容量も確認する
ドラム式洗濯機は、洗濯できる量と乾燥できる量が異なります。洗濯槽へ入れられる衣類を、すべてそのまま乾燥できるとは限りません。
乾燥をよく使う家庭は、洗濯容量だけでなく乾燥容量も確認しましょう。普段どのくらいの衣類を乾燥させるかを考えると、必要な容量を選びやすくなります。
設置場所や搬入経路に不安がある場合は、ベイシア電器の生活家電ページで製品の寸法を確認し、購入前に相談しておきましょう。
乾燥方式と便利機能の選び方

設置できるサイズと必要な容量が決まったら、乾燥方式や便利機能を比べます。すべての機能を備えた商品を選ぶ必要はありません。自分がよく使う機能を優先して選びましょう。
ヒートポンプ式とヒーター式の違いを押さえる
ヒートポンプ式は、比較的低い温度の風で衣類を乾かす方式です。高温になりにくいため衣類への熱の影響を抑えやすく、消費電力量を抑えやすい製品もあります。
乾燥をよく使う家庭では候補になりますが、本体サイズや乾燥時間、お手入れ方法は製品ごとに異なります。乾燥方式だけで決めず、ほかの仕様も合わせて確認しましょう。
一方、ヒーター式はヒーターで温めた風を使って衣類を乾かす方式です。構造が異なる製品があるため、消費電力量や乾燥時の温度、周囲への熱の影響も確認しましょう。
| 項目 | ヒートポンプ式 | ヒーター式 |
|---|---|---|
| 乾かし方 | 比較的低い温度の風で乾かす | ヒーターで温めた風で乾かす |
| 衣類への熱の影響 | 抑えやすい傾向がある | 乾燥時の温度を確認したい |
| 消費電力量 | 抑えやすい製品もある | 製品ごとの仕様を確認する |
| 確認したい点 | 乾燥時間・本体サイズ・お手入れ | 除湿方法・周囲への熱の影響 |
乾燥方式を比べるときに確認したいこと
- 消費電力量——同じ容量やコース条件で比べる
- 乾燥時間——普段の生活リズムに合うか
- 本体サイズ——設置場所へ収まるか
温水洗浄は衣類とコースを確認して使う
温水洗浄は、洗剤の働きを助け、皮脂汚れなどに対応しやすくする機能です。汗や皮脂が付きやすい衣類を洗う家庭では、選択肢の一つになります。
ただし、使用できる温水の温度や対応する衣類、運転時間は製品やコースによって異なります。衣類の洗濯表示と取扱説明書を確認して使いましょう。
自動投入・自動掃除機能はお手入れ方法まで確認する
洗剤・柔軟剤の自動投入機能があれば、洗濯のたびに量る手間を減らせます。毎日洗濯する家庭や、家族の誰でも操作しやすい製品を選びたい方に便利です。
使用する洗剤に合わせた設定が必要な場合があり、タンクや投入経路のお手入れも必要です。対応する洗剤と掃除方法を確認しましょう。
自動投入機能で確認したいこと
- 対応する洗剤——普段使っている洗剤を使えるか
- 投入量の設定——濃縮タイプなどに合わせて調整できるか
- タンクのお手入れ——取り外しや洗浄がしやすいか
乾燥フィルターや洗濯槽などを自動で掃除する機能があると、一部のお手入れを減らせる場合があります。ただし、排水フィルターやドアパッキンなど、手作業で掃除する部分が残ることもあります。
購入前に、掃除が必要な場所と頻度を確認してください。お手入れしやすい位置にフィルターがあるか、部品を取り外しやすいかも比べましょう。
長く安心して使いたい方は、延長保証の対象や条件も確認しておきましょう。不調がある場合は、修理の相談窓口も利用できます。
▶ 延長保証を見る長く使うために確認したいポイント

ドラム式洗濯機は、容量や機能だけでなく、運転音やお手入れのしやすさも大切です。購入後の使い方までイメージしながら比べましょう。
電気代と水道代は同じ条件で比べる
電気代や水道代を比較するときは、同じ容量や運転コースの製品で、消費電力量と使用水量を確認しましょう。
実際の負担は、洗濯物の量や乾燥の使用頻度、選ぶコースによって変わります。単に「ドラム式だから安い」「ヒートポンプ式だから安い」と決めず、カタログや商品ページの条件を確認することが大切です。
- 消費電力量は同じ容量・同じコースで比べる
- 使用水量は洗濯容量との関係で見る
- 乾燥を使う頻度を踏まえて負担を試算する
運転音と振動は使う時間帯に合わせて確認する
夜間や早朝に洗濯する方、集合住宅に住んでいる方は、洗濯・脱水・乾燥時の運転音を確認しましょう。カタログでは、運転ごとの音が分けて記載されていることがあります。
床が水平でない場合や本体が正しく設置されていない場合は、振動が大きくなることもあります。設置条件や防振対策についても確認してください。
必要な機能を絞って選ぶ
スマートフォン連携、予約運転、温水洗浄、自動投入機能など、ドラム式洗濯機にはさまざまな機能があります。便利そうな機能をすべて選ぶのではなく、自分が実際に使うものを優先しましょう。
たとえば、外出時間が長い方はスマートフォン連携、毎日の計量を減らしたい方は自動投入機能など、生活の困りごとから選ぶと候補を絞りやすくなります。
- 外出が多く、運転状況を確認したい
- 洗剤を量る手間を減らしたい
- 決まった時間に運転を終わらせたい
保証・修理・リサイクル回収も確認する
購入前には、保証の期間や対象、修理を依頼する方法も確認しておきましょう。延長保証は、加入すればすべての故障が対象になるとは限りません。対象外となるケースや利用条件も確認が必要です。
古い洗濯機を処分する場合は、家電リサイクル法に沿った回収が必要です。買い替えと同時に回収を依頼できるか、搬出方法も確認しておきましょう。
保証とアフターサービスで確認したいこと
- 保証期間と対象——通常の保証でどこまでカバーされるか
- 延長保証の条件——対象外となるケースや利用条件
- 修理の依頼方法——相談窓口と引き取りの流れ
- リサイクル回収——買い替え時の回収と搬出方法
古い洗濯機の回収については、ベイシア電器のリサイクル回収をご確認ください。
▶ リサイクル回収を見るよくある質問
Q. ドラム式洗濯機の容量はどう決めればいいですか
A. 家族人数だけでなく、一度に洗う量や洗濯頻度を基準に決めましょう。毎日洗う家庭と、数日分をまとめて洗う家庭では必要な容量が異なります。乾燥をよく使う場合は、洗濯容量だけでなく乾燥容量も確認してください。
Q. ヒートポンプ式とヒーター式はどちらがおすすめですか
A. 乾燥をよく使い、衣類への熱の影響や消費電力量を抑えたい場合は、ヒートポンプ式が候補になります。一方で、本体サイズや乾燥時間、お手入れ方法は製品によって異なります。乾燥方式だけで決めず、自宅の設置条件や使い方に合わせて比較しましょう。
Q. 購入前に必ず確認しておくべきことは何ですか
A. 本体サイズ、防水パン、蛇口、排水口、コンセント、扉を開くためのスペース、搬入経路を確認しましょう。階段や狭い曲がり角がある場合は、購入前に販売店へ相談すると安心です。
まとめ:失敗しないための確認手順
- 最初に設置条件を確認→ 防水パン・蛇口・排水口・搬入経路を測る
- 洗濯容量は普段の洗濯量で選ぶ→ 家族人数だけで決めない
- 乾燥を使うなら乾燥容量も確認→ 洗濯容量とは異なる点に注意する
- 乾燥方式は使い方で比較→ 消費電力量・時間・お手入れも見る
- 自動機能があっても掃除は必要→ お手入れする場所を事前に確認する
- 保証や回収方法も確認→ 購入後まで考えて選ぶ
ドラム式洗濯機を選ぶときは、まず自宅へ搬入・設置できるサイズを確認しましょう。その後、普段の洗濯量と乾燥させる量から容量を決め、乾燥方式や必要な機能を比べます。運転音やお手入れのしやすさまで確認しておくと、購入後の使いにくさを減らせます。迷ったときは、洗濯物の量や設置場所の寸法をまとめて販売店へ相談すると、自宅に合う製品を選びやすくなりますよ。ベイシア電器では配送や設置の相談、延長保証の案内も行っているので、設置条件に不安があるときはまとめて相談してみてください。
▶ 生活家電を見る




